家計の見直し 生命保険編

Q
生命保険を見直して、家計の負担を軽くしたいのですが、どのようにすればよいのでしょうか。
A

毎月決まって支出する固定費を見直すと、効果はずっと続きます。今回は生命保険の死亡保障の見直しを考えて見ましょう。

ライフプランに合った生命保険の見直しを説明しましょう。

①まず今かけている保険を確認
今かけている保険を書き出して見ましょう。いつまで、誰のため、どの位かけているかを確認しましょう。
勤めている会社でかけている場合は保障がダブっていないかをチェック。


②時間の経過とともに必要な保障額は減少
一家の働き手であるご主人が亡くなった場合に、子どもが独立するまでの生活費、教育費の確保が必要になります。子どもが成長するとともに必要な保障額は少しずつ減っていきます。


③不要部分を削減
一定期間を同じ保障額とせず、将来不要となる部分の保障を右肩下がりに減らしていくことで、保険料の大幅な節約ができます。
逓減定期保険、生活保障・収入保障などの保険に切り替えることで保険料を削減することも可能です。

保障を手厚くすることは安心ですが、家計を圧迫しては大変です。
家計費の5~7%の保険料に抑えられるといいですね。
生命保険は病気になってしまうとせっかく見直ししても新しい保険に加入することができません。元気なうちに我が家に合った保険へ見直すことが重要です。
保障が不足している場合は、保険料を抑えながら保険金額を増やす方法もありますので、専門家に相談しましょう。

家計の見直し 生命保険編
逓減定期保険時間の経過と共に死亡保障額が一定の割合で減っていく。
保険金は一括で受取る。
生活保障保険・収入保障保険 など年金形式で決まった額を遺族が受取る。
いつ亡くなってももらえる期間が決まっているものと、契約期間の残存期間に合わせて受取るタイプがある。
一括受取りも可能なタイプが一般的