社債について

Q
個人向け社債が人気を呼んでいますが、投資するときの注意点を教えてください。
A

超低金利の中、銀行の定期預金にお金を預けても増えません。そこで、相対的に利率や利回りの高い個人向け社債の魅力が高まっています。個人向け社債に投資する注意点は

1)社債を購入するとは
社債を購入した投資家は、毎年決められた利息を受け取ることができ、満期がきたら元本が返金されます。社債を購入するということは、その企業におカネを貸すということになります。

2)利率、利回りのみに目を奪われない
社債へ投資するときは発行体の利率が高いほうが魅力的ですが、利率が高いということはそれだけ信用リスクも高くなります。発行体の格付けやその社債に担保が付いているのかも確認しましょう。担保が付いている場合は、発行体が破たんしても投資資金の回収率が高くなります。

3)元本割れのリスク
社債の元本保証は、発行した企業が元本保証と言っているまでで、その企業が破綻したり、財務状況が悪化した場合、デフォルト(債務不履行)になる可能性もあります。
将来、金利が上がり投資している社債より新たに発行される債券のほうが魅力的になった場合には、保有している社債を売却すると元本割れを生じることもあります。また反対に金利が下がれば投資している社債の価格が上がる可能性もあります。

4)分散投資
投資の基本は「分散投資」と言われています。1社多くの金額を投資せずに、格付けの高い企業や低い企業などへ自分のリスク許容度に合わせて投資するようにしましょう。
社債へ投資する際には「この会社なら大丈夫だろう」などと勘に頼らず、上記のことに注意して投資するようにしたいものです。

※信用リスク・・・債券の発行体が約束どおり利息や償還金を支払えないリスクをいう。